★西郷 輝彦★

本名、今川盛揮(いまがわせいき)。昭和22年2月5日生まれ。鹿児島県出身。
昭和39年2月、「君だけを」で日本クラウンからデビュー。このデビュー曲、はじめは「いつでもいつでも」と言うのがタイトル候補だったとか。

<西郷輝彦への熱いメッセージ>

●西郷の歌は音域が広い! <青春>(2001)
カラオケボックスで3時間、御三家の歌を中心に青春歌謡を歌いまくって来ました。それで歌ってみて改めて感じたのが「西郷輝彦の曲って音域が広いなあ」ってことでした。楽譜が無いので正確には分かりませんが、「十七才のこの胸に」の「♪水に浮かべた〜」の低い歌い出しから「♪湖は〜口笛さえも〜」のサビとの音域差は2オクターブ近くあります。「涙をありがとう」もそうです。他の歌手の曲は、せいぜい1オクターブ半程度でしょう。(ある意味で万人向け?)当時は、西郷が一番パワーがあったんでしょうか?こういうところでも、何となく西郷ファンにマニアックな人が多い要因があるのかなあと感じました。
●70年代はもっと音域が広い! <涙>(2001)
1969年に発売されたLPに「青春」というのがあるんです。これは70年代の実力絶頂期の幕開けともいうべきオリジナルの作品集なのですが、そのオクタ−ブの幅の広いこと広いこと。西郷輝彦と同じキ−で歌える人はまず皆無といってよいでしょう。高音が満足に出ません。たとえ、キ−を下げたとしてもこんどは低音が出ません。それほどまでに歌唱困難な楽曲を、西郷輝彦はいとも簡単に自由自在に歌いこなしています。とくに高音にはまだまだ余裕さえ感じられるほどなのです。そして特筆に価するのは、西郷は(歌唱的意味での)ピ−クにまだ達していなかったという点です。そういう底知れぬ西郷の歌唱の凄さを知ってしまった者は、青春歌謡の時代とは一味も二味も違ったところの異常なほどのマニアックな西郷ファンになっていったんでしょうね。僕のように。
●「涙をありがとう」は今も涙…。 <はまゆう>(2001)
西郷さんの「涙をありがとう」はいい歌ですね。亡くなったお兄さんに捧げる歌でしたよね。「♪呼んでも帰らぬ兄貴だけれど」とか、「♪霧島つつじ」そして最後に「あにき〜〜〜!!」と叫ぶセリフ。今でもこの歌を聴くと涙が出ます。私も、霧島の近くに住んでいて、よく霧島連峰を登山するので、いつも頂上でこの「涙をありがとう」の歌を歌わずにはおられません。御三家には、胸を打ついい歌がいっぱいあって、まだまだ語りきれません。
●西郷輝彦ひとすじ。 <涙>(2001)
1964年12月、「我が青春」をバンカラ姿で颯爽と歌う西郷をテレビではじめて見たときから、僕は、潜在意識の中できっとファンになったのでしょう。小6のときでした。意識が顕在化したのは「涙をありがとう」の時。その意味で、もっとも思い出深い楽曲のひとつ。そのときから、ずっと西郷ひとすじです。
●夏に歌う! <淋しくて>(2001)
暴力的な夏の陽射しの中に立つと、私は、何故か西郷輝彦の「恋人ならば」を口ずさみます。高2の時、初めてサングラスを買った頃、友達のバイク(ホンダのCS90)で「♪かもめも海もみんな青だよ〜」と歌いながら、あぜ道を無免許でよく飛ばしていました。坊主頭にダークブルーのサングラス…。あぁ、あの時、ワクチンさえあれば今も、こうして「恋のGT」を歌わずにすんだのに…。しかし、この中毒のおかげで、素敵な青春仲間に知り合う事が出来た。
●西郷といえば「どてらい男」。 <かしわど>(2001)
今、巷で仮に「西郷輝彦といえばあなたは何を連想しますか?」と質問すると、まず、「星のフラメンコ」、次に「えみりのパパ」、あとは「時代劇」、「刑事役」という答えが返ってくるでしょう。モ〜やんという答えはきっと皆無。でも、今にして思えば「どてらい男」の山下の猛やんが彼の一番のあたり役でした。「どてらい男」の劇中で、西郷輝彦が「特高」(特別高等警察)や憲兵にイジメられるシーンがありましたが、彼らの理不尽さ、えげつなさには、よく憤慨したものでした。それがきっかけとなって日本近代・現代史はガムシャラに勉強しました。よき思い出です。
●私は、まずビジュアルからでした。 <ぺこまま>(2001)
初めてTVで西郷さんを見てから、ずっとかわらずファンです。時にはスキャンダルがあったり、声が出なくなったり、太ってしまっても、今や肉親のように見守っている感じでしょうか? コンサートは、昭和44年4月4日に新宿コマ劇場での「俺は挑戦する」から始まって、肝炎が治ったあとの「大磯ロングビーチ」での「真夏のあらし」の発表コンサート、初めて歌謡曲歌手による日生劇場でのリサイタルなどなど…。(演劇はもちろん)できるだけ近場は行っています。最近は、国際フォーラムでG3Kコンサートで初めて他のお二人(橋、舟木)を拝見しましたが、マニアックな歌以外はほとんど歌えて少女の頃にタイムスリップしてしまいました。
●「静かに静かに」を聴くと…。 <神代>(2001)
私が20才頃ですから丁度30年ほど前でしょうか。西郷さんの「静かに静かに」のLPを買った所、コンサートの招待券が付いていたので観に行きました。私は、そのLPを何回も聴くほど(時には朝まで)の西郷ファンでしたから、何のためらいも無く一人で行きましたが、会場ではファンのほとんどは、やはり若い女性の集団でしたので少し恥ずかしくなりました。しかし、会場を見渡した所、なんと一人で見に来た男性もぽつぽつ居るではないですか!少しほっとしました。隠れ男性ファンも結構多いんだなあ…なんて思いました。でも、若い女性ファンの中にまぎれて、男性ファンはひっそり(私も含めて)していましたが…。今も「静かに静かに」を聴くと、あの時の名古屋のコンサートの事を思い出します。
※青春仲間の神代ゆたかさんの「西郷ワールド」も、ぜひお訪ね下さい!<西郷輝彦のすべて>
●「愛したいなら今」(昭和47年7月)にまつわる、ほろ苦い想い出。 <かしわど>(2001)
大学2年の盛夏、僕のアパ−トに、彼女が訪れてきました。彼女も大学生。付き合いだして3年、でも手を握ったこともありません。彼女はある意味で「決死の覚悟」でやってきたにちがいありません。優柔不断な僕は「愛したいなら今」のレコ−ドをただ繰り返し聴くだけです。四畳半の部屋の対角線上に座っている汗だくの二人は「固まった」まま動きません。彼女はひとみを閉じています。3時間後、彼女は帰っていきました。***それから30年、今、彼女は公立の小学校のベテランの先生。「愛したいなら今」は今でもよく口ずさむそうです。優柔不断な僕をせせら笑うように。
●くだらない話をひとつ。 <あお>(2001)
西郷輝彦の歌詞、それも初期の頃の歌には「イエイエイエイ」がよく出てきますね。「星娘」「願い星叶い星」「真夏のあらし」「この虹の消える時にも」等々。この「イエイエイエイ」はどういう意味があるのでしょうか? ちなみに「ああ」というのは感嘆詞ですよね。それなりに感動を表す言葉として意味があるんでしょうけど、「イエイエイエイ」はどう考えても意味がわからない。だれか教えて!
●「西郷輝彦」を見た! <隼>(2001)
僕は御三家の歌、あるいは時代が好きなだけで、歌手本人はどの人もそんなに興味はなかったんですが、一人だけ実物を見たことがあります。僕が23〜24才の頃ですが、勤めている会社の玄関で西郷輝彦とすれ違いました。驚きました、あまりのカッコよさに。勿論、素の状態のはずですが。しかし、あんな男前は後にも前にも見たことありません。テレビや映画よりずっとカッコよかったですよ。美川憲一が惚れるのも無理はないと思いました。知ってました?西郷輝彦のファンの方。まだ男のカッコして歌っていたころの美川の寝室に、等身大の西郷輝彦の写真が飾ってあったのを。でも憲ちゃん、最近は舟木一夫と仲がいいようですね。
●クラス中が大合唱 <はまゆう>(2001)
高校卒業ま近の自習時間の時でした。誰かが口笛を吹き始めたんです。するとそれにあわせて、誰からともなく歌を口ずさみ出しました。そして一人二人と歌声が増え、いつのまにかクラス中が大合唱と化したことがあります。他のクラスの先生達がびっくりして窓から覗きに来ていましたが、私たちは気にもせず三番までしっかり歌いました。みんながあまりにも楽しそうに歌っているものですから、先生もにこにこ顔で去って行きました。「♪想いだしておくれ、想い出しておくれ、〜〜〜〜ああそよ風もほらささやくよ、〜〜」そう、その歌は西郷さんの「初恋によろしく」でした。あの頃は学校で歌謡曲を歌うなど絶対タブーでしたから…。卒業前のクラスが一つにまとまった瞬間でした。
●あいつは今でも…。 <淋しくて>(2001/11/06)
私、高校時代、剣道部に入っていました。高2のとき、映画「星と俺とできめたんだ」を、剣道部の友人と観にいきました。内容は渡哲也との共演で、剣道と恋との物語でした。西郷ファンのその友人が、映画を観た後、無口になりました。あくる日から、肩に防具を担ぎ(本当は防具は試合前にだけ持って帰る)、夕暮れ、ほとんど真っ暗の校庭を、怒ったような顔で一人で帰るのです。「♪俺の心は星が知る だからなんにもいわないぜ ほんとはおれも好きだけど あいつにゆずってゆくんだぜ 星と俺とできめたんだ〜」たぶん、彼は映画の西郷になりきっていたんです。彼とは今もつきあっています、いい奴です、今、大阪で単身赴任です。あいつは、今でも、星と話しているのだろうか?
●西郷輝彦さんの魅力。 <星娘>(2003/10/30)
今月は西郷さんの明治座「芸能生活40周年記念公演」がありましたので、忙しくて、、。結局8回明治座に通いました。
西郷さんの魅力・・・。それは、単に青春歌謡のスターではないということです。和製トムジョーンズと言わしめたごとくにロックを歌わせたら最高の歌手です。「ルイジアナママ」「監獄ロック」「ダイアナ」「ラブミートゥナイト」「デライラ」などなど。英語の発音も素晴らしく、リズム感も抜群。ほんとはロック歌手になりたかったと言う西郷さん。こうした曲を歌わせたら、四天王のなかでも西郷さんだけの独壇場。甘い歌声の青春歌謡ももちろんいいけど、心にグイっと入りこむロックはおんなの子(?)の心を酔わせるの。昨日も私、「ラブミートゥナイト」でしびれてきました。